平成31年初詣 諏訪大社・前宮編(1)
かれこれ数年初詣に行っていなかったので、今年こそはと思い行くことにした。
茅野駅⇒葛井神社
諏訪大社上社前宮の最寄り駅、茅野からスタート。人通りもほとんどなく「元旦」感のある朝だ。天気も良く、これから新しい1年が始まるのだという清々しい気分になる。
ここから徒歩で前宮→本宮→秋宮→春宮と巡ろうかと思う。昔は毎年のように友人と初詣に出かけたものだが、いつしか嘗ての友人たちと連絡を取り合うこともなくなってしまい、初詣に行く習慣も消えてしまっていた。
歩き始めると早速マルフク看板が見つかった。手前のハリカの下に白骨化したものが1枚と、奥のブロック塀に1枚。
このマルフク看板というのは日本全国津々浦々に存在し、一時期これを探し歩くことに熱中していた時期があった。看板を見つけたときの高揚感を久々に思い出した。あの頃から人生はだいぶ変わってしまったが、マルフク看板は変わらずに残り続けている。
振り返るとフリーダイヤル横型。
少し歩いたところにフリーダイヤル縦型。
ステ看に侵食されてしまったフリーダイヤル横型。
ほぼ白骨化。なんとこの狭い範囲に6枚もあるようだ。
ただの初詣のつもりが、思いがけずマルフク看板密集地帯を発見してしまった。マルフク自体は10年も前に廃業していて、今後看板が減ることはあっても増えることはないので、これだけ残ってくれているのは有難いものだなと思う。
国道に出ると、ここにも白骨化した看板が残っていた。
前宮に参拝する前に葛井神社に寄って行こうと思う。
「御手幣送り神事」の跡が池畔に残っている。大晦日から元日にかけての神事で、午前0時になった瞬間この池に御幣を投げ込むと、翌朝に遠州(静岡県)サナギの池に浮かび上がるというもののようだ。
前宮に向けて歩いていく。信号灯背面板、今ではなかなか珍しい気がする。
前宮前までやってきた。寄り道しつつ徒歩1時間程度。
ここにもマルフク看板。
手水の竹から氷柱が伸びているこの感じ、良い・・・
さて、参拝していこう。
この坂が結構長い。
前宮本殿。
水眼の清流。
下界の風景。
参拝を済ませて下界に降りてきた。ここにもマルフク。